【AWS】Kinesis 東京リージョン始まりました。

【AWS】Kinesis 東京リージョン始まりました。

Clock Icon2014.07.17

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

Kinesis担当のすずきです。

先日、以下のツイートが公式から流れていました。

【AWS Startup CTO Night】 #ctonight 「Kinesisの東京リージョンはいつ来るの?」Werner「Very Very Very Soooon!」

— アマゾン ウェブ サービス (@awscloud_jp) 2014, 7月 15

その25時間後、先ほどAWSコンソール東京リージョンのメニューから、Kinesisが選択出来るようになりました。その速報をお送りさせて頂きます。

起動してみた

東京リージョンのメニューより「Kinesis」を選択します。

kinesis-tokyo-0717-01

「Create Stream」に進みます。

kinesis-tokyo-0717-02

ストリーム名称と、シャード(性能)を指定します。

kinesis-tokyo-0717-03-2

今回シャード数は「2」としました。

1シャード辺りの費用は、USは1時間0.015 USD。EUは0.017 USDです。(※恐らく東京も

1ヶ月(30日)連続して、今回の2シャード(2000req/sec or 2MB/sec)をUSで稼働させた場合、その月額維持費は21.6 USDとなる計算です。

作成したストリームは数分で「Active」となり、利用可能となります。

kinesis-tokyo-0717-04

kinesis-tokyo-0717-05

測定してみた

手元の下記環境より、AWS CLIを用いて「kinesis put-record」を連続実行し、リージョン毎の所要時間の差を確認してみました。

  • EC2:t2.small(東京)
  • OS:Amazon Linux 2014.03 (HVM)
  • AWS CLI:aws-cli/1.3.21

東京

  • real 0m31.204s
  • user 0m16.836s
  • sys 0m3.340s

ヴァージニア(US東)

  • real 2m7.747s
  • user 0m16.912s
  • sys 0m3.196s

オレゴン(US西)

  • real 1m36.795s
  • user 0m16.808s
  • sys 0m3.276s

まとめ

日本国内からネットワーク的な距離が縮まったAmazon Kinesis、より利用しやすくなりました。様々な応用を含め、これからに期待です。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.