【AWS】Kinesis 東京リージョン始まりました。
はじめに
Kinesis担当のすずきです。
先日、以下のツイートが公式から流れていました。
【AWS Startup CTO Night】 #ctonight
「Kinesisの東京リージョンはいつ来るの?」Werner「Very Very Very Soooon!」
— アマゾン ウェブ サービス (@awscloud_jp) 2014, 7月 15
その25時間後、先ほどAWSコンソール東京リージョンのメニューから、Kinesisが選択出来るようになりました。その速報をお送りさせて頂きます。
起動してみた
東京リージョンのメニューより「Kinesis」を選択します。
「Create Stream」に進みます。
ストリーム名称と、シャード(性能)を指定します。
今回シャード数は「2」としました。
1シャード辺りの費用は、USは1時間0.015 USD。EUは0.017 USDです。(※恐らく東京も
1ヶ月(30日)連続して、今回の2シャード(2000req/sec or 2MB/sec)をUSで稼働させた場合、その月額維持費は21.6 USDとなる計算です。
作成したストリームは数分で「Active」となり、利用可能となります。
測定してみた
手元の下記環境より、AWS CLIを用いて「kinesis put-record」を連続実行し、リージョン毎の所要時間の差を確認してみました。
- EC2:t2.small(東京)
- OS:Amazon Linux 2014.03 (HVM)
- AWS CLI:aws-cli/1.3.21
東京
- real 0m31.204s
- user 0m16.836s
- sys 0m3.340s
ヴァージニア(US東)
- real 2m7.747s
- user 0m16.912s
- sys 0m3.196s
オレゴン(US西)
- real 1m36.795s
- user 0m16.808s
- sys 0m3.276s
まとめ
日本国内からネットワーク的な距離が縮まったAmazon Kinesis、より利用しやすくなりました。様々な応用を含め、これからに期待です。